ちょっと雑多な感じになりましたが、オンラインで聞いていたので自分の感想です。
勉強会URL
XP祭り2023 参加&LT募集!! https://xpjug.connpass.com/event/292794/
メモ
午前調子悪くて寝ていたので基調講演聞けてないので後日聞くつもりです。 あと諸事情により16時台のトークは聞いてません。
すぐに使える! システム思考を現場で実践するための3つのやりかた
資料公開されてました。 https://www.docswell.com/s/sobarecord/5Q8EPY-2023-09-30-121616
「大成功」(成功ではない)をちゃんと定義したうえで、ステークホルダーごとに整理して… というサクセスファクターを考えるというは意識しきれていなかった部分だったので学びがありました。 RSGT2023でもシステム思考の大切さについて話を聞いた覚えがありましたが、改めてシステム思考のメリットを理解したので、そろそろ勉強しよう… と思いました。
また「大成功」(成功ではない)っていうのが大事だなと思います。 普通の成功ではインパクトが足りず、ステークホルダーに行動変容を起こせるような働きかけが本質的には必要なんだろうなぁと考えながら聞いてました。
とにかく書き出すコトに対しての大切さも触れていて、手を動かして地道に相互理解を深めていくことが大事だということを再認識できたので、自分も実践に移していきたいです。
SIerのWFプロジェクトマネージャーがアジャイルに出会って組織にアジャイルを導入するまで
これまでのマネージャーの形が変わっていくことをステークホルダー(マネージャー含む)に理解してもらうっていうのが大変そうだなぁと思いましたが、道半ばと言えど向き合ってチーム自体を良くしているんだなぁというのが感じられるトークでした。
自分も同じようなチャレンジをしたものの、結局メンバー一人一人がセルフマネジメントできずにスクラムマスターがマネージャーみたいになる… みたいな経験をしていたので、多分かなり大変だったんだろうなぁと思いながら聞いてました。
1on1などをみっちりとして、文化的に作っていったという話が素敵でしたし、HowではなくWhat、Whyに興味を持ってもらって入ってもらうという流れもいいなぁと思いました。
次回アジャイル、スクラムの推進者になった時に思い出してみたいトークだなぁと思いました。
私が経験したアジャイルテスト
資料公開されてました。 https://speakerdeck.com/culvert/si-gajing-yan-sitaaziyairutesuto
アジャイルが自然に入っている世界では、QAがテストフェーズ以外もどんどん手を出していく世界観になっているんだなぁというのを感じました。 そういう意味で自分の発想が割とまだ古いのかも、という気づきがありました。
まずは自分の得意分野から進めていき、その後プロダクトコードにも手を出せるようになるというストーリーでしたが、その理解を進めていく中で役立ったのはペアプロということでした。 テスト周りメインで担当していた時はタスクの偏りや、待ちが発生しえた状況もあったようですが、コードも書けるようになりチーム全員での活動に円滑に参加できていると聞いて、素晴らしいなあと思っていました。
ペアプロを数年間実践してきて身に着けてきて… という話を聞いていて、あまり自分自身がペアプロやれてこなかったので、いい学習方法なのかもなぁと思いつつ、実践できる場~みたいなことをふわふわと思っています。 もしかしたら趣味プロジェクトで誰かとコワーキングしてみるだけでもいいのかも~と思っていますが、難しいっすなぁ。
今回、このトークもそうですがモブプロ、ペアプロの実践の話が多くXP祭りだなぁと思いました(スクラムフェスなどで聞く量よりかなり多かった、聞いているトークの偏りもあると思う)。
半年間ずっとオンボーディングをし続けた話
入社前から入社後のオンボーディングまですごく密なコミュニケーションだなぁ… と圧倒されたトークでした。
期待値の調整の面で色々課題はあったようですが、認知負荷が高い文化的な面や背景、文脈について早めにコミュニケーションして明らかにしておくというのはよさそうに思えました。 この時、情報のインプットは講義型ではなく対話型で行ったそうですが、そこで改めて現状を見直せて今までのフローの見直しや改善につながったということだったので、新しい人が入ってくるタイミングでそのあたりの棚卸を毎回できるとよさそうなのかなーとか考えていました。
ただモブワークでは時間がかかるという問題点もあるため、ドメイン知識などをドキュメント化したいなどの話もあり、うまくバランスするのが大事そうだなぁと思いました。
3日坊主を乗り越える技術
資料公開されてました。 https://www.docswell.com/s/AckyF1/K7V987-2023-09-30-151946
今回一番面白かったかも。 GTD(Getting Things Done)というフレームワークがあり、目標達成のための活動を整理するのですが、それがスクラムのフローに似ているという話がありました。すごい。
GTDの実践ではレビューが大事で、現状を最新化し、状況を正確に把握していくことが大事ということでしたが、レトロスペクティブ、スクラムのイテレーションとスプリントバックログ・スプリントプランニングなどにつながってくる部分があり、面白さがありました。
一方でスクラムのフローには似ているものの、そもそも目標の設定などはプロダクトバックログアイテムをどう作るか、という話になりそうなのでスクラムの範囲なのかなぁと思いました(プロダクトバックログを作ろうという話はスクラムガイドでは触れられているが、プロダクトバックログアイテムをどう作るべきかみたいな話はないと自分は認識しており、一方でGTDではなりたい像の目標の設定がされており、で少し自分の理解の中で埋めきれないギャップがある…)。 スライド内だと目的・価値観とかビジョンの作り方?になるのかなと思いますが、個人目標の場合は比較的なりたい像が小さいスコープで考えられるので理解できるのですが、会社の場合は社会的意義や利益追求などの側面もあるので、それをそのまま当てはめられるのかなーとは思っています(このあたりいろんな人と話してみたいなーと思いました、自分の視点・視座が多少低いことに起因してそうな気はします。会社のビジョンとかまで自分が描くようなシーンがなかったので)。
とはいえ、GTD自体の考え方は非常に明確かつシンプルで、チームの課題を取り扱うときには使えそうな気がしました。身に着けたい!
Extreme mental health
資料公開されてました。 https://speakerdeck.com/aki_moon/extreme-mental-health
これ気持ちはわかるけど人には進めにくいなーと思っているトークです。自分はとても好きです。ただ注意にもある通り、メンタルに来ている人は実践してはいけないですね。
ストレス負荷をわざと高い状態に設定するの個人的にはすごく同意していて、自分もゆるゆる生きてるとあれだなと思って勉強会やカンファレンスのトークに申し込んでいる部分があり、本番のストレスを常に感じて成長している気がします。
最後の方でエクストリームプログラミングを引用していて、自分に合った方法を探す、という話になっていましたが、自分の武器や強みを伸ばす方法は自分で試行錯誤し続けるしかないのかな、と思わされました。
背中をドン!と押されるトークだったので、自分ももっと勇気と行動力を高めていきます…
LT
雑に印象に残ったことだけ
- ペアプロ、ペアワーク、モブプロの話がやっぱり多い
- 三島面白い、6curryの話など
- アルコールとクラウドのたとえ話、ちょっと本当によくわからなかった
- これアルコール飲める人じゃないと文脈が一致しないので、ちょっとなーと思う部分があった(自分が体質的にお酒あまり飲めないこともあるので)
- アルコールがあまり例えるのにいいケースじゃないと思っていて、たとえ話するときのトピックを自分はもっと集めとかないとなぁと思いました
- アジャイルよもやま話みんなで聞きたいな~
- Fearless Changeの実践話本当に良かった
- ブラウンバック・ミーティングは調べておこう
- お試し期間とか見学制度もいいな~取り入れたい
- EQの5つの基準知らなかったので勉強になった
- どう鍛えるかの参考にしたい…!
- AI, LLMの活用がかなり必須になってきている
- あんまり活用できてないので難しい気持ちになっている
まとめ
多分去年は調子が悪くてあまり聞けなかったので、今年その分聞けて良かったです。 スクラムよりもアジャイル、XPの実践というところで自分の今の興味を満たせたように思います。
自分もプラクティスを実践していって、いつか発表できればいいなーとは思っていますが、そのためにまず自分のチーム・プロダクトを良くしていくことにまずはコミットメントしていこうと思いました。