アドベントカレンダー13日目です(大幅遅刻) https://adventar.org/calendars/8021
たまには読んだ本の感想をざっくりと。
本の紹介
これです。日本語版出る前から英語版がんばって読んでみた~みたいなの話をちらほら見ていたのですが、面白そうだったので出るのを心待ちにしていました。
ざっくり感想
詳細に書くとあれすぎるかなーと思っているので、自分自身の経験と照らし合わせて思ったことをいくつか。
- 最初のほうのなんとなくうまく回っているように見えるけど、見落としてるサインみたいないくつかが結構引っかかった
- 特に覚えがあるのがレビュー
- スプリントごとにできるものを見せ続けるの結構難しいなぁとか思ってます
- 特に覚えがあるのがレビュー
- プロセスを回すことが目的になってしまうと、本質的な効果からは遠くなってしまうという気付き
- うまく回ってるよね、のうまくってなにって感じ
- 問題が起きないが、改善されていない状況はうまくないのでは
- アウトカムを意識しないアウトプットは効果が薄い
- ステークホルダーへの理解を深くする必要がある
- うまく回ってるよね、のうまくってなにって感じ
- 進め方の問題より、体制や関係性の改善が最終的には進め方にも影響してくる
上記の問題について分解していき、対処法をいくつか紹介してくれているので、ちょっと身に覚えがあることは改善していきたいと思います…。
(そもそも個人としてはスクラムじゃなくてアジャイルがやりたいので、形式的にスクラムやろう!って言ってもそれはそうなるよなという気持ちにもなっており)
前も同じことを書いた気がするんですが、原義主義的にXPとかもうちょっとふれておきたいですね。 というわけで年末年始に読んでいこうかと思います。
まとめ
読んでよかった本なのでサラッとですが紹介してみました。 おそらく、スクラムを始める前にこの本を読んでしまってもアンチパターンになるんじゃないかなと思います。 (変にリスクヘッジして注意事項ばかり増やしてしまう気がする…)
というわけで、なんとなくうまくいってない気がするスクラム実践者(3か月以上)とかが読むといいのかなと思います。
とはいえ、会社や組織、チームを取り巻く状況は十人十色であるため、こういった問題が全く起こらない状況というのも難しいんじゃないかなと思いますけどね。