流行りに乗ってやってみたので、うまく行った点、うまく行かなかった点をまとめます。
なお私個人の見解であり、運営しているTeckUpというコミュニティとしての見解ではないことを最初に断っておきます。
何をしたか
下記勉強会の主催をしました。今回のもくもく会は5/3頃に私が企画を出し、5/4にイベント公開、5/6にイベント実施というスピードスケジュールでした。
[はじめてのオンライン!] TeckUpもくもく会 #6 - connpass
かんたんな振り返り
ただの箇条書きとも。気付きベース。KPTとかYWTとかでもないほぼメモのなにかです。
うまく行った点
- いつも使っているタイムスケジュールはちょうどよかった
- 自己紹介→大体2時間作業→15分休憩→大体2時間作業→成果発表という形
- ここはこのまま継続でよく、物理的な集合でも仮想的な集合でも集中が切れるタイミングはこれくらいだとわかった
- Discordを選定したのは正解だった
- カテゴリ・チャンネルごとにユーザーロールの権限設定ができるため、運営しやすい
- Slackみたいに入ってきて貰う必要もなく、もともとあるDiscordのアカウントも使い回せるので、参加障壁は低かったと思われる
- ボイスチャンネルを複数平行で走らせやすい
- 画面共有大事
- オープニングとかの説明が楽だった
- 作業捗った
- オンラインとはいえ相互監視が働くのだろうか
- 最後に成果発表を入れているので、なにかしろやらなければという気持ちは生まれやすい
- どちらかといえば、これは運営イベントのもくもく会自体の設計の良さかもしれない
- オンラインの準備はめっちゃ簡単で早い
- 2日前にイベント募集して、10数名集まれた
- チャンネルの準備とかも一瞬だった
- ローコストで運営ができるので、物理的に集まれるようになっても、まずはオンラインで開催という形もありかも
- オフラインでのもくもく会のノウハウが使い回せた
- 特に資料面
- 情報の管理が大事だと思い知らされた
うまく行かなかった点
- 想定より人が多すぎた
- 初めてのオンライン開催、2日前のイベント募集なのでせいぜい10名以下と見込んでいた
- 思ったより人が来てしまい、キャンセルもほぼ発生しなかったので自己紹介がグダる
- 他スタッフにその場でチャンネルを分けてもらって、その場を切り抜ける
- Tryとして、1チャンネルの最大参加人数とかを制限してしまったほうが良いかも
- 一方、スタッフが1チャンネルにつき1人配置しないとファシリテーション面で問題が出る
- 1スタッフ5参加者の6名くらいがちょうどよい?
- コミュニケーションが難しい
- 会の進行以外のところ
- 休憩や成果発表でいつもは雑談などをしている
- 発声タイミングが掴めないので、話を始めにくかったり続けにくかったりする
- カメラを使えば解決するかもしれないが、別に必須ではないと思う
- 結果的に雑談ボイスチャットを作ったが、そこもあまり人がいなかった感
- Tryとしては交流タイムや雑談タイムは普段より長めにする、運営も雑談に参加する
- マイクトラブル問題
- 最初うまく繋げない人がいたりした
- 自己紹介時だったので、飛ばすかどうか悩んで時間を消費
- 電車が近くを通る場所で住んでいる人とかもいるので、結構その音が聞こえたりもする、そういうケースも有
- Tryとしては、それ用のFAQでも作るとかルールベースでの案内を行うこと
- アンケート準備し忘れ
- コミュニケーション量が普段より少ないので、どう思っていたのかを集めておくのは大事だが、作り忘れた
- これ自身はオンライン開催における問題ではないが、なかったことによってオンライン開催の場合は深刻度が上がるものと認識している
- Tryとしては、issueに切っておいてそれに準備
- 案外Discordなれてない人が多い
- 自分自身は2016年から使っているのである程度は分かっていた
- 今回始めてみたいな人もいて、リテラシーの差を実感
- 操作マニュアルとは言わないが、このサーバーではこういう運用をしています、みたいなのを察してもらうのではなく言葉にしとく必要があったかも
- Try としては Discord 使い慣れてない人のために、基本的な操作マニュアルと自分たちのサーバー運用をつたえることかなあと
- まあこれはこれで普段、業務システムとか導入系の作業をしているエンジニアの方の気持ちがよくわかったかも。重要だなぁ。
まとめ
意外とオンライン開催はできるし、開催する価値はあるなと感じました。作業捗った、という声もいくつか聞こえています。この機会でやってみて有効な知見を得られた、というのは大きいです。やってみなくちゃ分からない。分からなかったらやってみよう(大声)*1
一方で、想定不足により参加者への満足度は少し下げてしまったかもしれません。次があれば、そこに向けて今回の良くなかった点を改善し、頑張ろうかなと思ってます。別に物理的に集まれる状況になっても、オンライン開催してはいけないというわけではないですし、運営コストも軽いのでこれからはちょこちょこオンラインイベント混ぜていければ… とかもちょっと考えています。
普段より少人数でもできるので、TeckUpという場所でなくてもオンラインもくもく会の企画、運営メンバーやってよと言われたらスッと入ってできるとは思います。なので、運営スタッフが足りていない人はお気軽に声をおかけください。
*1: 「キラッとプリ☆チャン(シーズン2)」の一挙配信が現在されているので、よかったら見てください https://twitter.com/prichan_PR/status/1258664873665282048