名もなき未知

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初めての富山旅行(2024/02/01~02/02)

これはただの旅行記です。burikaigi については後で書きます。

富山に初上陸していろいろ回ったので、その記録を残しておきます。

ホテルの宿泊

burikaigi が終わって富山駅周辺のホテルに宿泊しました。 部屋の音漏れがひどく、いろいろな音が聞こえました。 嬌声っぽいものが聞こえたのも謎でした。マジで何だったんだろう。

朝食についてもついてくるということでしたが、バイキング形式かつ遅い時間に行ったら料理があまりなかったので、いろいろタイミングが悪かったなーという気持ちです。

まあそんな感じで空腹で旅行はスタートします。

富山城

富山城(富山市郷土博物館) | 富山市の観光公式サイト | 富山市観光協会

まずは富山城に行きました。富山駅からもギリギリ歩けるくらいの距離です。 富山城は何度も再建されている歴史があり、今のものは戦後に再建されたものだそうです。 歴史資料を見ていましたが、北陸の戦いの要所となる城だったようで、その地の戦いや歴史を感じることができました。

一方、城以外はほとんどビルになっていて景観が建物だらけなのは、いろいろな城に行ったことがある人としては衝撃でした。 とはいえ、戦火の影響を強く受けていて、それが今の景観になっているのだと思うと趣深かったです。

富山市佐藤記念美術館

富山市佐藤記念美術館 | 富山市の観光公式サイト | 富山市観光協会

富山城の近くに富山市佐藤記念美術館というところがあり、共通チケットを買うとは入れたので行ってみました。 確か第二展示室の助庵, 耳庵の展示が個性的で面白かったです。 結構現代に近いこともありつつも、戦後になってからの作品が多く、時代背景なども感じられました。

しかし老いてからも学び続け、作品作りに没頭しているのが伺い知れ、日常の中にあるような作品でありながらも力強さを感じました。 掛け軸だったと思いますが、筆跡がしっかりしたものもあり、その人の生き様を感じることができました。

もうひとつ面白かったのが、ソロンの言葉のうち「人は毎日何か新しいことを学ぶ」というものに影響を受けていたということです。 この言葉は知りませんでしたが、日々の中に置いておきたい言葉だと思いました。

【人は毎日何か新しいことを学ぶ】ソロン|今週の名言|福島みんなのNEWS - 福島ニュース 福島情報 イベント情報 企業・店舗情報 インタビュー記事

富山市ガラス美術館

富山市ガラス美術館 - ホームページ

富山市ガラス美術館は図書館と併設されている新しめの建物でした。

面白かった展示はいくつかあるのですが、スペクトルで光の反射が変わるガラスの作品が綺麗で印象的でした。 あとすごいなと思ったのが、ガラスを使って中は空洞にして建物を表現しているものがあり、技術力の高さやアイディアに関心しました。

他、6Fは巨大な展示スペースで、船に球体がいっぱい乗っている作品は好きだな~と思いました。 船というのが未来に進むという点でワクワクする感じもし、大小大きさ豊かな球体は何を表現しているのかなと考えさせられました。

総曲輪通り

買い物はしなかったのですが、通っていて懐かしい気持ちになるような通りでした。 富山駅から少し離れていることもあり、観光というより普段の生活を感じるような雰囲気だったのがよかったなぁと思います。 ここでご飯食べたかった気持ちもあり、次回リベンジする機会があれば行きたいです。

災害の爪痕

富山市内には災害の爪痕が残っているところもありました。地面をよく見ると凸凹していたり、壊れている個所もありました。 石川県能登地方地震があって1年が立ちますが、富山でもまだまだ影響が残っているのを感じ、少し心が痛みました。

富山ブラック

ブラックラーメンだと持っていたのですが、富山ブラックが正しいようです。 適当に調べていたのですが、その時間に都合がよかったので麵屋いろはに行きました。

醤油ベースのスープで思っていた以上にスルスルと食べられました。 これは食べやすすぎるということで、危険ですね。大変危険です。とてもおいしかったです。 あとチャーシューとの相性も良く、全然くどくないのがよかったです。 豚骨ベースが苦手な人でも楽しめるラーメンなので、普段ラーメンを食べない人でも楽しめると思います。

あとエビ餃子も食べたのですがこれもおいしかったです。 富山は海の幸が豊富なのでいい場所から仕入れてきているのでしょうか? イメージ以上に濃厚でおいしかったです。

路面電車

色々調べた結果、岩瀬に行こうと思い、路面電車に乗りました。 路面電車は愛知県の豊橋でも見られますが、こんなに複線で走っているのは初めて見たかもしれません。

乗り心地もよく、また途中から主要な道路を外れ住宅街の中を抜けていくのは新鮮でした。 競輪場も気になりましたが、今回は東岩瀬で下車しました。ICカードで乗れますが、乗り放題券みたいなものもあるようなので次回は調べてチャレンジしたいです。

岩瀬

岩瀬は富山港の近くで、閑静で和風レトロな雰囲気でした。 思ったより人通りが少なく、のんびりとした時間が流れているような感じでした。

ここも結構おいしそうなお店や、酒屋があったのですがまだ移動するから今回はパスで… となってしまったので、次回はゆっくりと食べ歩きしたいです。

旧馬場家住宅

馬場家(旧馬場家住宅) | 富山市の観光公式サイト | 富山市観光協会

旧森家のほうは震災の影響で復旧中であり、入れなかったのですが旧馬場家の方は入れました。 印象的だったのが、天井が高く、差し込む光が美しいということです。

特に茶室とされ、当主であった馬場はるがよく使っていたという場所は、落ち着きながらも高い天井に空いた天窓からの光がきれいに見える位置で、落ち着いた雰囲気で優雅でした。

二階には立派な欄間もあり、事業が発展していたことを感じさせました。 前蔵には古い西洋家具があり、豪勢さも感じました。

他には馬場はるという人物が旧制富山高校富山大学の前身)の設立に関わっていることも知りました。 地元ではきっと有名な人物なのでしょうが、私は知らなかったので、歴史を感じることができました。 そういった意味でも富山に大きな影響を与えた一族だったのではないかと思います。

富山港展望台

富山港展望台 | 富山市の観光公式サイト | 富山市観光協会

富山港展望台が近くにあったので寄りました。 エレベータがなく会談だけだったので20mくらい?の階段を上りました。とても疲れた。

上がってみるとかなり遠くまで見え、日本海を一望することができました。 実は自分自身が太平洋側ばかりを旅行していることもあり、日本海を見るのは初めてでした。 大きな船が何隻も見え、富山港の大きさを知りました。

あとなんか展望台がでかすぎてうまく写真にとれませんでした。形が変わっているのでなかなか難しいですね。

岩瀬カナル会館

岩瀬カナル会館 | 富山市の観光公式サイト | 富山市観光協会

岩瀬浜駅の近くだったので時間待ちがてら寄りました。 本来は水上ラインがあるようですが、今回は時期的に運休していました。 これも次回体験したい…。

お土産が併設されており、そこで名物である三角どらやきを見つけられたので購入しいただきました。 味はどら焼きだなぁとは思うのですが、三角形であることで掴みやすく一口で食べやすいのもよかったです。

富山市美術館

富山県美術館 | Toyama Prefectural Museum of Art and Design

岩瀬浜から富山駅に戻り、そこから歩いて富山市美術館に行きました。 東野芳明という方の特別展示があり、そちらをゆっくりとみてきたのですが、非常に興味深かったです。 というのも歴史の上では昭和というものを知っていますが、美術史の裏側から見ると全く違う側面があったように思いました。

芸術家の直筆の手紙、手紙だけでも作品として見れるのは本当にすごすぎで衝撃を受けました。 文章としてどう読めばいいのかはいいとして、その時の感情が作品として伝わってくるのは芸術家ならではの感覚であり表現だと思います。

あと覚えているのは1970年代の作品でもカラーリングが現代風のものがあるということでした。 もっと後の時代に今のような色使いになっていくものなのかなと思っていたのですが、現代のアニメーションなのか?と思うくらい色遣いが鮮やかで繊細でした。

他は椅子の展示もあり、座れるとも書いてありましたが座ったら立てる気がしない…! となったので今回はあきらめました。 (この時点で閉館直前だったというのもある)。

特別展示のほうをゆっくり見てしまったせいで、コレクション展示のほうをあまり見れなかったので次回もう一度ゆっくり見たいです。

公園

昼は賑やかで、夜はライトアップが綺麗でした。

IWA

晩御飯を探していて適当に入ったら日本酒バルに入っていました。 多分ここ。

バール・デ・美富味 - 富山/日本酒バー/ネット予約可 | 食べログ

IWAの3, 4の飲み比べをしました。 お値段が結構しましたが、それだけの価値があると思いました。

香りは4の方が好みでしたが、飲みやすいのは3かなあと思いました。 個人の感性によるところはあると思います。

また肴として出てくる料理もどれもおいしかったです。 写真を撮っていませんでしたが蒲鉾もおいしかった…!

まとめ

美術館中心に攻めようと思っていたので、その点では満足できた旅行でした。 ただ今回心残りだったところもいくつかあり、もう一度来たいなぁと思います。

特に今回いけなかったところで気になっているのは

などがあります。また別の機会に旅行する際にいけたらいいなーという気持ち。 もしかしたらまた burikaigi でいくかもしれませんが、夏に行ってみるのも面白いかもしれませんね。

今回の旅行は天候に恵まれ非常に暖かったこともあり、快適に回れたのも運がよかったです。 また次回もいい天気に恵まれることを願いつつ、次回の旅行に備えたいと思います。

あとはここで紹介されているところにも行きたいですね。どこもおいしそうで面白そう。

little-rubyist.hatenadiary.com