WriterSide を使ってみただけ感想。
WriterSide とは?
気が付いたら JetBrains Toolbox に入っていたので、そこで自分は気が付いたのですが…。
Writerside は開発者のためのドキュメント作成用IDEです。MarkdownやXML、HTMLなどの拡張子に対応しています。
開発者のためのドキュメント作成を補助するということで、マニュアル作成などに向いていそうな感じですね。
使ってみる
インストール
いつも通り JetBrains Toolbox からインストールして起動してみます。 起動はなんか時間かかった気がします。WSL2上のUbuntuのディレクトリを参照しているので、そのせいかもしれません。
フォントとカラーテーマ
初期設定だと自分が使っている 4K のディスプレイではフォントが小さくて見づらかったので、設定からフォントサイズを変更しておきました。 あとついでにフォントは HackGen に変更しておきました。 フォントサイズは確か 18pt だった気がします。普段コードを見るときのサイズより大きめ… なはず。
カラーテーマは Tokyo Night にしておきました。選択色がわかりやすいと思っています。 Tokyo Night Theme - IntelliJ IDEs Theme | Marketplace
(そういえば最近 Mac で見たときに、Mac自身のディスプレイカラープロファイルと、外部接続したディスプレイのディスプレイカラープロファイルがずれていてかなり色の見え方が違ったのを思い出しましたが、そういった設定ももしかしたら必要かもしれません)
プラグイン
最小限で次の2つだけ。
GitHub Copilot は一応正式対応していることにはなっていませんが、JetBrainsのプラグインとして提供されており、入れたら動きました。 GitHub Copilot - IntelliJ IDEs Plugin | Marketplace
Copilot は自動的に次の文章を生成してくれるので、非常に楽しく、かつ効率的に文章を書くことができるので嬉しいです。
テンプレートを使う
VSCode のスニペット機能は多用しており、自分の勉強会の感想資料もスニペットを使って最初に形式を決めています。 これまで JetBrains IDE ではそのような機能を使ってこなかったのですが、 Live Template という機能で代替が可能であるようなので、これを使ってみます。
この質問で知りました。 Creating code snippet shortcut – IDEs Support (IntelliJ Platform) | JetBrains
設定画面の行き方も変わっておらず、直観的なのでわかりやすいです。
こちらで Markdown というカテゴリを作って、スニペットをコピー、対応する言語ファイルを決めてました。 いい感じです。Ctrl + J でテンプレートを呼び出せます。日本語でも当然使えます。
雑な感想
VSCode と比べてどうこうというのはまだあまり感じられていませんが、個人的に JetBrains IDE が好きなのでしばらくは試し続けたいと思います。 また Copilot が使えるのも大きいですし、Copilot による補助があるのは非常に助かります。単純にタイプ数が減るので。 メモリが十分ある環境だとサクサク動いているので、これも気持ちいいです。VSCodeでも十分快適でしたが…w 好みの問題もあるので。
あとはテンプレート機能やPDFに出力する機能など、マニュアルを作成する機能についても今後触ってみたいですね。 そもそもそういったものを使う機会があまりないという話はありますが…。
今後日本語に対するスペルチェックなどがどれくらい使えるのかによっては VSCode から乗り換えるのも選択肢かなぁとか思っています。 VSCode は textlint というプラグインを使っているのですが、これは日本語の文章に対して設定したスペルチェックを行ってくれるため、非常に便利です。 これと同等くらいに動いてくれて、自動修正してくれると助かるのですが、今後はどうなるのでしょうか。期待して待っています。