PMってほどPMしてるわけではなく、マネジメントとかチームビルディングに興味がある感じなので聞いていました。 まとめにも書くかもですが、自分の視座だとジュニアPMくらいなのかなと思います。(スクラムマスターはマネージャーじゃないはずなのですが、結局マネジメントに関わる仕事も多少あるので)
カンファレンスURL
プロダクトマネージャーカンファレンス 2022 | pmconf 2022
ハッシュタグ検索 https://twitter.com/search?q=%23pmconf2022&src=typed_query
聞いた発表など
午前中は仕事があったので、午後から聞きました。 なお時間がなさすぎて nonpi はお昼に食べれず、よるいろいろが終わってからゆっくり食べて飲みました(美味しすぎてお酒が進んだんですが、一人だとペースわからなさすぎてよくわからなくなりますね。当面一人で飲まないようにします)
心に残ったことだけかんたんに書いていきます。
D-4 全メンバーが責任を持って、最短時間で最大のユーザー価値を提供するためのプロダクト開発と組織
アウトプットではなく、アウトカムに対して責任を持ち活動していくっていう考え方、作るというプロセスに思考を奪われると薄れがちなので意識していきたい気持ちになりました。 結局、顧客にとって価値があるものを作っていかないといけないので。
発表で触れられていた下記のブログもためになりそうなことが書かれてそうなので、後で読みたい。
アウトカムの最大化へ。開発組織の変遷と向き合い方 - Gaudiy Tech Blog
E-5 PM初心者が「MyPM像」を確立するまでのストーリー
自分、組織、事業の特性をベン図で表しながら整理していって、自分のPM像を見つけていくっていうのが良かったです。誰かの代わりとかそういうことではなく、自分自身を定義づけている感じ。
自分のPM像があるので、変に誰かの表面的な真似をするようなことも減るのかもと思いつつ。 PMのベースは「信頼」っていうのも重たいですが、いい言葉だなぁと思いました。
C-6 ホウレンソウで分かる、デキるPMの働き方
座談会形式で割とふわっとしてたのですが、「ファクトと意見を分けて話す」だけは大事だなと思いました。 ただこれジュニアPMだけでなく、エンジニアや他の職種でも同じなのでは? という気もしており…(思っているという意見なのか、決定事項なのかわからないときが多々あり)
あとは過程を説明せず結果だけ伝えるというのもそうですが、これはケースバイケースな気もする。 (自分の諸々の観測だと、過程に興味があまりない人もいるので… チームメンバーの視座的にも経緯を知って、結果をもとに行動を起こして、というのはわかるものの、個性や特性の問題もありそう。あとはたまーに話を聞く程度のものとかは結論だけでもいいかなと思うことがある)
E-7 その施策、アウトカム測定できてますか?
PMの仕事として効果があったの? ってところをどう補助するか、それはアウトカムの測定によって補助できるのではないか、という感じでした。 感情的に良かったんじゃないでしょうか、ではなく測定可能な形にして分析、次の施策を考えるというのは適応を早くするような(最近?よく聞く)探索型のワークと相性が良さそうに思います。
D-8 "運用"するプロダクトロードマップのはじめ方
Flywheelっていう考え方を初めて知った。マーケティングの用語っぽい? フライホイールとは 意味/解説 - シマウマ用語集
このFlywheelを作ってみて、実際の活動に落としてフローを改善していく、というところが面白かったです。
E-9 ざんねんなプロダクト開発事典
あるあるっぽいもののまとめみたいな感じでした。企画、開発、運用の3つに分けて紹介していた形です。
聞いていて節々思い出すことはあったのですが、自分自身としてはプロダクトゴールを開発者に理解してもらった上で開発してほしいと思いつつ、メッセージングが足りてないように思ったので、やり方考えなきゃなー…と思いました。 自分自身はリーンキャンバスはやったことあるものの、経験のない開発者がいきなり触るにはちょっとハードル高くないかなと思ったので、調べたり少し落とし込んだりするところは考えたいですね。
D-10 世界のお客さまに向けた Nintendo Switch Online のカタチ
そもそも発表の仕方がすごい綺麗だった印象なのと、自分だったらそこで発想が止まってしまうんだろうなーってところを徹底的に考えてわかりやすいものを作るという活動がただただすごかったですね。
自分自身もNintendo Switch Onlineを契約しているわけですが、グローバルに誰でもわかるを実現するために考え抜かれているデザインに感動しました。
まとめ
全体的にデータドリブンで判断し、次の改善を考えていく…という話が多かった印象です。 可観測性を上げ、分析可能な形にし、アクションできるよう、それを支援してくれるSaaSが増えて導入されることによって開発フローや考え方自体も変化していっているのかなと思いました。
感覚に頼るというのは素晴らしい感覚の人に属人性が生まれてしまうので、そういう状況を打破するためにもデータを開発チームで見られるようにして主体的に対応できる、というのはこれから更に大事になってきそうです。
あと気になったのは使われている言葉がマネジメント分野、マーケット分野、セールス分野と発表者のマネージャーの得意な領域に合わせて使われているように思ったので、覚えることが多い…と、また感じたのでした(早くPMBOK読んだりしないとなぁ)