名もなき未知

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エンジニアの知的生産術を読んだ

20日ぶりにブログを書くらしい。かなり空いている)

表題の通り、ここ2週間くらいでエンジニアの知的生産術を読みました。

動機とか

この本について話に聞くことが勉強会・カンファレンス等で多く、自分自身のインプット・アウトプットを改めて見直そうと考えたためですかねえ。

良い評判の話しか聞かなかったので、どんなもんなんだろうなーと思って内容見ずにAmazonでポチりました。

章の構成

公式ページからの引用

gihyo.jp

  • 第1章 新しいことを学ぶには
  • 第2章 やる気を出すには
  • 第3章 記憶を鍛えるには
  • 第4章 効率的に読むには
  • 第5章 考えをまとめるには
  • 第6章 アイデアを思い付くには
  • 第7章 何を学ぶかを決めるには

賞タイトル的にも、内容的にもインプットの方に比重が大きかったように感じる。

個人的に学びが多かったのは、5・6章だった。(逆に言うと本を読むとか、情報を得るとか、そういったことはクリアできているように感じた)

その点の感想を重点的に述べる。

第5章 考えをまとめるには

本章を読んでいて、本質的に気がついたこととしては 「自分は情報の整理が下手くそ」 ということである。

これまでの自分の学び方を振り返ると、めちゃくちゃインプット、ある程度のアウトプット(このような感想ブログを書くなどのアクティビティ)をしているが、振り返るための導線づけとか、学んだこと同士の関連はあまり考えられていないように感じている。

本書では書き出し法・KJ法などが紹介されている。これらは学んだことを付箋で書き出し、自然なカテゴライズをしていくことで知識は整理していく。

私自身、本の学習は1度読むだけでは身につけられるものではないとは薄々思っていた。しかし、こういう思い出すための工夫や知識自身のグラフィカルな整理によって学んだことをより良く表現することが可能であると考えると、これまでの学んだあとの処理はうまくできていなかったのではないか、と思い直さざるを得なかった。

この章だけでも自分にとって学びの多い内容であったと感じる。

第6章 アイデアを思い付くには

U理論を知らなかったので、それだけでもへーってなったし、あとは暗黙知と言われているものの捉え方がわかったような気がする。言語化されつつあるもの、言語化されていないものを言語化して行くのが大事だなあと。

あとは学習のループをすばやく回すこと。これは私自身が怠惰なところもあり、ペースのアップダウンが激しくなってしまっていて、もう少し最低ラインを考えつつ、日々行動していかなければならないのでは?みたいなことを感じた。(このブログ記事を書くとかも本当にそうなんだけど、疲れている・精神的に不調が続くとブログ書かなくなって、やがて習慣から抜けてしまうように感じているので)

他人の視点から学ぶのも大事だし、再び振り返って知識を蓄え耕していくというループを回していくのも自分にはまだまだ欠けているかなと思った。

自分には圧倒的に知識を磨き上げる力が足りない。

まとめ

読んで本当に学ぶところが多かったので、勉強してるけど結果が出ない、みたいな人は早めに読んだほうが良いかも。気づくところは多いと思う。

これからやりたいこと

  • 知識をまとめるためのツール探し
    • グラフィカルに見るためのマインドマップ的なもの
    • メモをタグ付けしてくれるもの
    • 記事のバックアップ用のなにか(記事自体はGitHubにpushして、それをはてなAPIで叩くとか?画像のホスティングとかどうすべきなのかはわからんし、模索中)
  • 知識をまとめて振り返ること(ループを回せていないため)