名もなき未知

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プリパラ第2シーズンを振り返る

プリッカソン Advent Calendar 2018 の17日目です。

前日は tokeiさんの「SUPER CUTIE SUPER GIRLが大好きだという話 - 淡さを形に」 でした。超エモい!

前回、私が書いた記事ではプリパラ第1シーズンについて振り返りをしました。

今回は第2シーズンについて書いていきます。第3シーズンの振り返りは…メインテーマが神様でもわがままを言ったりしてしまうこと、遠くから見ていた1番のファンである妹が参戦してきて自分のライバルになること等ありますが、あんまり記事化する気が起きないので(みれぃの活躍シーンがね(オイ))本当に気が向いたら書きます。

なおネタバレは満載です。

第2シーズンの構成

全4クールからなります

  • 1クール目: 新出(アロマゲドン、ふわりたち新キャラクターの登場)
  • 2クール目: 暗雲(怪盗ジーニアス、ひびきの登場)
  • 3クール目: 脅威(ひびきの勝利、セレパラという世界、地下パラ)
  • 4クール目: 和解(好きを信じるもののすれ違いの解消)

って感じですかね? 2期のほうがタイトルから話を予測しにくいような気がする…なんとなく… あと思ったのですが、1期よりもきれいに切れない感じがします。

2期最大の要素としては、やはり紫京院ひびきという最強クラスのキャラクターとの好きだからこそ起きるバトルでしょう。これは2クール以上に渡って取り上げ続けられ、このシーズンの主題ではないかと思われます。 ここを掘り下げたいと思います。

らぁらたちとひびき

前提として忘れてほしくないのは、らぁらたち元々いたプリパラアイドルも、ひびきもプリパラという世界が好きだということです。ただ、その世界の形が異なっているというのが問題で、さらに言えば、ひびきは自分が理想とする世界観を広げ実現できてしまう能力があり、実際にそうしてしまいました。 一方、ひびきが実現した世界に対して自分が知っているプリパラがなくなってしまうことに対して異議を唱えるのがらぁらたちという立場になります。

この問題については、アニメのストーリーだけ考えれば、主人公であるらぁらが正しいように思えますが、実は答えは存在しないのではないかという見方もできます。プリパラはみんながアイドルになりライブができる一方で、多くのプリパラに来ている女の子たちは実はライブをしていない、または見るだけで満足していて、セレパラのように有名なアイドルたちが歌い踊るところを見ているだけでも充分満足なのかもしれません。また、プリパラのアニメは不思議なことに(というか主要キャラクターなので)そらみスマイルや、ドレッシングパフェばかりが最終的に選出されがちですが、これについて大きな不満みたいなのが出ていないの実はセレパラの構造と同じなのでは?(実は映像に写っていないだけで、他のアイドルたちも得意なコンテストに出てライブに出てるのかもしれませんが)と感じてしまうことがあります。 なので、セレパラという解も実は存在していたのではないかな、という見方です。

ただ、らぁらたちが願う「みんなアイドル、みんなともだち」の世界観が最終的には勝利を収めます。これ実は時代の変化なのかなと思うところもあって、某ゾンビのアイドル物でも(他作品を持ち出してすみません)、昭和のアイドルから平成のアイドルになったときにファンとの距離感が変わった、という旨のやりとりがあり、ああこれプリパラでも似たような世界観だったのかなと思ってしまいました。案外、らぁらたちが勝てたのは今の時代だったから、っていうのが大きいのかもしれませんね。

また、らぁら布陣側としてみれぃというアイドルは完全な秀才型なのですが、天才型であるひびきに勝つことができず、本当の苦悩を味わっているように見えます。勉強もアイドルも努力料でカバーしてきたみれぃですが、才能には勝てないのか、と嘆いてしまいます。しかしらぁらたちの必死の応援により、地のそこから這い上がり飛び回ります。この辺りは本当に涙なしでは見られませんね。(ああ、子供がいたら子供が必死になる姿を見て涙する親になってしまうのかなあ… いや、僕はマネージャーのくまに…)

いやー、天才対秀才、貴族対大衆、そんな感じの熱い展開が目白押しです。 ちなみにひびきはライバルの曲を熱心に聞いていて結構熱心です。天才でありながら相手の分析は欠かさない上、徹底しているところがいいですね。その割に浅いところで間違えているような気もしますが…。

まとめ

プリパラはみれぃが好きです。84話は絶対泣いてしまうので、84話まで見て、その勢いで第2シーズンを完走しましょう。