様々な知ってる人たちがおすすめしていたので、見に行きました。
結構いい映画でしたし、考えさせられる映画でもありました。AIの可能性を感じましたし、ストーリーもわかりやすくてよい映画でした。
ちなみに見ている中で思い出したのが、コミュニティ育成型ポンコツbot 知性 なのですが、なんか思いがけずよくわからない言葉をしゃべるのが面白いんですよね。
そういう意味で人間にはできない笑いやツッコミのセンス、っていうのがAIにはあるのかもしれません。アイの歌声を聴かせてのシオンにも同じような印象を感じたのですが(ポンコツ、というキーワードも余計にそう思わせるのかもしれない)、やっぱりああいうのって人間じゃなくてむしろAIにしかできないのではないか、というのを強く思いました。僕もAIっぽいボケ方をするのですが、うまくいかないのでまだまだです(何をしてるんですかね?)
ストーリーとして感動するセンテンスについては本編のネタバレになるので、劇場で見ていただくこととして…。
AIが人間の模倣として考えるとか振舞うとか、そういう世界観を目指すことがそもそもの間違いなのかもしれないのかもしれない、というのが僕の感想です。 公式サイトのイントロダクションストーリーにも記載されている以下の記載があります。
シオンはクラスでいつもひとりぼっちのサトミ(cv福原遥)の前で突然歌い出し、思いもよらない方法でサトミの“幸せ”を叶えようとする。
この思いもよらない方法というのが人間にできない可能性なのではないか、と思います。その方向性に向かうのは難しいとは思いますが、人間と似ているかどうかで比較するのはそもそも方法論であることでしかないと思います。
なので需要であるのは幸せにすることであり、それが人間らしいやり方でなくてもいいってことなんですよね。
ってところに気が付いたのが一番よかったところで、価値観の変化であり、見方が変わったところであります。
いい話なので、一度放映が終わる前に劇場で見ていただくのが良いのかもしれません。
まとまっていませんが終わりです。