完全に忘れてたのですが、メモ書きが出てきたので、当日の記憶を思い出しつつ、書きます。
勉強会のURL
第2回 転職透明化らぼ-よいエージェントの見分け方編 - connpass
資料は全て上がっていました。なんと素晴らしい。。。。
https://rtlabo.connpass.com/event/134583/
メモ書き
見出しごとに、大体、話されたこと → 最後1、2文を感想となるように書いている。
スポンサー企業
それぞれどこが、どのスポンサーだったかは勉強会のURLを参照してください。。。
- スタディストさん
- LIFULLさん
- nulabさん
- Yappliさん
など、豪華な顔ぶれのメンバーでした。
赤川さん:優れたエージェントはタバコの煙を吸うと鼻に血管が浮き出る
プロフィール
Forkwellの事業責任者のかた。噂には聞いたことがある。
grooves「ヒトと社会にきっかけを」 昼はリモートワーク、夜はタイ観光とか、そういうことをした実績もあるらしい(なんかそのnote記事を見た記憶があるが、忘れてしまった)
大阪に移動しないといけない社員のために大阪支社を立てるとか、いい会社だなと思いました。(これもnote記事を見た記憶があるけど忘れてしまった)
ITスタートアップ、メガベンチャーからの高い支持を受けている。勉強会のスポンサー件数300件近く(去年実績)。仕事としてだけではなく、エンジニアコミュニティ全体への投資をを積極的に行っていて、すごいとしか言いようがないですね…
エージェントの基本
エージェントは転職者と企業の間位に立って、それぞれの成功をお手伝いするサービスである。
- キャリアドバイザー(転職者とのやりとり)、リクルートアドバイザー(企業とのやり取り)
- 転職者が企業に入社すれば、人材紹介手数料が支払われる(フィーが発生する)
- 早期退職の場合は、在籍期間に応じ、返金が発生することもあるらしい。
人材紹介事業は免許が必要な事業です(闇営業ダメ絶対)
なんとなく、この辺は理解していたので違和感がなかった。
エージェントの仕事
転職市場を知るものとして、相場観や双方の立場からの理解を行うものである。
良い面を客観的に評価することや、ノウハウの提供を行う(もっと事前の段階から入る場合もある)
現実的な落とし所を見つけるお手伝いをします。
企業側も、求職者も見えているものが違うのでその情報を埋めて、双方納得の行くところを見つけだす職種がエージェントなんだろうなあーと思いました。(しかしその利益を巡っては裏で色々ありそう)
エンジニアにとってのエージェントは?
自己応募、リファラル、スカウト、エージェントといろいろ方法はあるが…
キャリア相談やレジュメ相談、面接対策等を介在してくれる強い役割ではある。
人事にとってのエージェントはお高いけど、母集団や質の高め。しかしエージェントはガチャという噂も。
悪いエージェントに捕まると会社に電話がかかってきたり…。
人材紹介会社は25000社もいる。(無限の強豪がいる)
個人での交渉よりも専門的にやり取りができるエージェントというのは頼ましいものであると同時に、良いエージェントに与えれるかどうかは運次第、ということですね…。(なんか新卒時代にもやもやしてた気持ちがあったのを思い出してきたぞ)とはいえ 、相性もあるのでなんとも難しいところですね。
また、星の数ほど人材紹介会社はいるので、合わなかったら帰るのも手だったり、そのジャンルなら強いという人材紹介会社の人に頼むなどの戦略も考えられそうですね。(これはのちの話を聞きつつ、フラグがここにあったんだなあという気持ち)
良いエージェントは?
エンジニアから見て:個人の希望、実力、機会の三者一致のための行動が取れる
クローズドな情報を持っていたり、人間力が高いこと。 顕在されていないポジションを創出できる。
人事から見て:企業の希望、魅力、機会の三者一致のための行動が取れる 学習能力が高い、人間力が高い。 求人を伝えていないのに、どんぴしゃな人を連れてくることがある。
なんか人を配置する管理職の人みたいですね。普通に優れた社会人っぽい印象を受けてました。
これ結構抽象化して考えていくと、エンジニアの情報をどう使うかとか、どの方法を適用するかとか、そういったところのスキルに似ている麺もあるのかなと思いました。あと本当にほしそうな仕様を予測して実装したり、とかのプロセスにも似てるかも。
規模によるところ
大手人材紹介会社:幅広い人を知ってるので、幅広い案件に対応できる。また、担当を変えて貰える場合が多い。
中小人材紹介会社:得意領域は狭いが、希少な人材を持っている場合がある。希望に沿った付き合い方がしやすい。
ここは全く気づかなかったポイントでしたね。どうしてもPRとか打ってる大きめの大手人材会社が目に付きやすいので、意識していないポイントでした。
中小の人材紹介をやっている会社さんはなんとなく雰囲気面白そうだなあとか思います。どういう人を扱っているのか、採用側としても(そういう時がもし来たら)求職側としても聞いてみたいところ。
邪悪なエージェントを避ける5つのテクニック(あくまで私見とのこと)
概要
プレイド 池上さん
富士通からPRAIDにいる、プロダクトスペシャリストエンジニア、執筆活動など。
良い事例
ベンチャーに行きたかったので、GoodfindCarrerを利用した。
エージェントとの面談は対面で1時間。面談が終わったあとMessangerでフォロー。
転職一ヶ月後にランチでヒアリングを受ける。
いい話っぽい。
悪い事例
希望と違う求人(Sierは嫌なのにSI)
とにかくたくさんの求人、電話面談で30分、1週間以内に決めてほしい(エージェントの独断、会社側は認知せず)
電話面談で30分、人をその時間分ロックするので本当に大変そうだし、あとから振り返ってまとめるのも大変そう(そういう連絡自体もないのかなあ… とか色々不安になるポイントは多い)
転職エージェントの存在意義
いい感じのフィルタリングをしてくれるためにいる(企業にとっても、エージェントにとっても)
邪悪邪悪なエージェント
短期的な利益獲得のために、エンジニアを売り込む。これを求職者・企業側としては避けていきたい。
5つのテクニック(箇条書きを急にしたのでスライド中の表現とは違います)
- 転職エージェント側の事情を知る(利益を上げる必要がある、付き合いのある企業しか紹介できない、エージェントのスキルや経験にばらつきがある、フィーが高いので年収の高い求職者を優先したい、求職者になるべくたくさんの求人を受けてもらいたい(クライアント企業からの評価が上がる))
- ブランド力の高い人材会社を避ける(求職者を裏切ることによる、人材会社側のリスクが低いため。相対的なダメージは少ない)
- 行きたい会社と親しい属性の人材会社を選ぶ(ベンチャーに行きたいなら、ベンチャーを選ぶべき。自分にあったサービスを使う)
- 複数社のエージェントや転職サイトと併用する(合わないエージェントに当たるリスクを下げる、他社エージェントへのプレッシャーで足元見られないようにする)
- 担当を変更してもらう(合わないなら仕方がない、しかし全部変えてだめならだめなのだ)
人材会社ごとに特徴があることを忘れないことと、エージェントとの利害を考えること!
はじめての転職でも、自分の時間を安売りしすぎてはいけない。
上はまさにそのとおりだなあと思うことが多く、特に 行きたい会社と親しい属性の人材会社を選ぶ
は上であがっていた、中小の人材紹介会社の話を思い出しながら聞いていました。類は友を呼ぶ、ということわざがありますが、そのとおりかなあと。最近その言葉の意味を強く実感しているような気がします。
またエージェントは無数にいるので、使い分けてみたりするのも給料交渉などの面で良いのかなあと思いつつ、一方で自分の適正年収とはなんだろうなあとも考えていました(釣り上げられた年収分のバリューを出せるんだろうか、という疑問がありつつ、その金額で雇われたらその分のバリュー出すしかないよね! みたいな気持ちもあります)
この5ポイント、もし次に転職する機会があれば思い出してみようかなーと思います。しっかりと心に響きました。
パネルディスカッション
(いくつかあったけど忘れてしまった)
技術力とドメイン知識の話(と私は捉えている)が面白かったかなあと思う。エンジニアは技術的にできること・挑戦できることも大事ですが、そのプロダクトに携わるものとして、プロダクトに関わる知識を大切とするか、あるいは強い技術力でプロダクトを裏から支えるか、いろいろな方法があるなあというのが見えてきました。会社に貢献したいのと、会社が必要とするというマッチングはタイミングによって違うものだと思いますが、うまくマッチングすれば、お互いに幸せなのではないでしょうか。(なお、技術集団だけ過ぎても利益追求が進まず、伸び悩むパターンも多いようなので、何がいいかは一概には言えないし、バランスと必要なポジションがあって一緒に働けるイメージが求職者・企業双方でできればよいのかなと個人的には思う)
懇親会
覚えてない。LIFULLさんのスムージーは美味しかった。
まとめ
今まで知ってるようであまり知らなかったエージェントの性質について深く学ぶことができる会で良かったし、今後に非常に役立ちそうな話をいっぱいインプットできたと思う。(とはいえ、活かせそうなのは当分先になりそうだし、まだまだインプットだけする立場なのかもしれない)
自分のキャリアをより良くするための手段として、良いエージェントと巡りたいたいなと心から思いました。
終わり。