名もなき未知

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【特別対談】プログラミング教育必修化で、エンジニアってどうなるの?に参加してぼんやり考えたこと

【特別対談】プログラミング教育必修化で、エンジニアってどうなるの?に参加してぼんやり考えたこと

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【特別対談】プログラミング教育必修化で、エンジニアってどうなるの?

自分の立場として

  • 知っている人は知っているが、僕はプログラミング教育系の研究出身
  • プログラミングの義務教育化は疑問視もしつつ、知識・アイディアのコラボレーションが増えるという意味では賛成
    • 現場の雰囲気を考えると(エンジニアではなく一般視点のITリテラシーで)運用に問題があるのではないかと考えており反対の気持ちもある
    • だが、受容するより想像する方に向かってほしいので、酸性の気持ちのほうが圧倒的に強い

ぼんやり考えたこと

講義の内容は結構アツい感じだった。NPOの世界的な注目度が上がっている事自体をぼんやりとしか認識していなかったが、現地で話を聞いてきた人たちから口をついて出てくる言葉というものは重みがあり、現実味が増した。

小学生はタイピングが苦手ないし、できない子のほうが多いため必然的にブロックプログラミングになるのだが、これからもっと抽象的なものが出てくるんだろうなとは若干思っている。 そのため、音楽・美術とかとのコラボレーションが将来的には大切なじゃないかなと若干聞いていて思った。これらが容易にできる環境が整うと、勝手にゲームを作って演算を学んで… という自然な学習ルーチンができるのかなと若干勝手に期待している。

またNPO法人としての強みは、ITだけではなくそれと何を掛け合わせるかが大事で、競争相手が少ないことも大事みたいなことが話に上がっていた。ITと何をかけ合わせて生きていくのか、それを今後プログラミングを学んだ世代は自然とやれるようにマインドを持っている。 私も彼らに負けないようにエンジニアと何かをかけ合わせて価値創造できればいいなとかぼんやり思っている。 教育分野も興味がなくなったわけじゃないので、有力候補ではあるなあと思う一方、エンジニアとしてもっと活動してからでもメインの仕事にするのは遅くないと思っている。なので、ホンキで考える場合はイベントのボランティアを通して活動してから、その後を考えるんだろうなあとぼんやりと考えた。

(私らの世代に最も関連が強いトピックとしては、生存戦略を強く考えていかないといけない、30年後、50年後に自分たちが楽しく生きていくためには、今何をすべきか研鑽すべきか学ぶべきかと言うのを考えさせられた、これは副題的に見つかった課題である)

あとはプログラミングの敷居が下がったあと、何が起こってくるのかは楽しみだったりする。やっぱりプロダクトとか、何を作るかとかに注力していくんだろうと思うけど、子供の頃夢見たものが自分で作れるようになるとかで感動していくんだろうか、とか考えるとその未来を考えて勝手に感動してみたり。 そうなると、青春って形も今と違う形になるのかなとか思ってました。 将来、まだ生まれてもいないすごいエンジニアたちと働けるんだろうなと思うと、今から楽しみです。

一方、自分自身がいま時点でもエンジニア教育に関われる事があるとすれば、文章を書くこと、本を書くこと、Boot Camp等にボランティア(可能なら副業で参加できるといいなあとか思うが、現状は無理そう)とか、やれることいっぱいあるなと感じる。 この10年間でエンジニアという職業の印象や世間的な評価は大きく改善しつつあるし、その手助けを少しだけでもいいので自分も関われたらいいな、ということを感じた。

思っているだけじゃ、始まらないから来年は手を動かしていきたいな。終わり。